こんにちは。今日は、私が2年前に仕込んだ自家製味噌について、少し驚くべき結果をご紹介したいと思います。

✅ 2年経ってもカビが生えない味噌
私は2年前に、大豆・エスター・塩・こうじのみを使って味噌を仕込みました。
この味噌、実は2年が経過しても一切カビが生えていないんです。
熟成中は一度もカビ処理などせず、放置したまま。にもかかわらず、見た目も香りも良好。味もまろやかで、みそ汁や鍋に使っても抜群のうま味を出してくれます。
実際に食べた方からは、「これ、自分用にも作ってほしい!」という声が多数寄せられ、ちょっとした話題になっているほどです。
「エスター」って何?
使った材料の中で、少し耳慣れないかもしれないのが「エスター」。
このエスター、成分表を見ても“水”としか表示されないほど、シンプルな成分です。
しかし驚くべきことに、菌の繁殖試験では、通常の水と比べて約1/7まで菌の増殖を抑えるという結果が出ています。
つまり、保存性が高く、カビの発生を抑える環境を自然に作り出す可能性があるのです。




🧪 味噌と腸内環境の話:もしかしたら?
ここで、ちょっと視点を変えて「腸内環境」のお話を。
最近では、腸内にいる菌や酵母(カビ菌)が作り出すガスや代謝物が、体の慢性炎症や不調の原因になる可能性があることがわかってきています。
例えば:
カンジダ菌(酵母の一種)が異常に増えると、腸のバリアが壊れたり、体に炎症を起こしたりすることがある
メタンを作る菌が増えると便秘になりやすい
硫化水素を作る菌が多いと、下痢や腸の炎症につながることも
ただし、これはすべての人に当てはまるわけではなく、個人差があります。また、「菌のせいで炎症が起きる」のか、「炎症があるから菌が増える」のか、因果関係はまだ研究段階です。
でも——
私が作った味噌のように、カビが生えにくい・菌の繁殖が抑えられる環境があるなら、
腸内の“悪玉菌”を抑えるサポートになる可能性も…?
そんな風に思わずにはいられません。
🌱 まとめ:発酵のチカラ × 新しい水のチカラ?
2年間カビ知らずで熟成され、味も評判のこの味噌。
使った水「エスター」の可能性にも注目が集まっています。
「発酵」と「腸内環境」は深いつながりがあると言われており、もしかしたら私の味噌が何か良い影響を与えるヒントになるかもしれません。
これからも、この味噌の変化を観察しつつ、皆さんにも発酵の楽しさや奥深さをお伝えしていけたらと思います。